「人も、社会も、変わっていかなければならない」。これが、私たちの永遠とも言えるテーマと考えています。方向性としては3つのポイントがあります。それは「常に根本に、人と人とのコミュニケーションがあること」「明るい会社であること」、そして「正当な評価をされる会社であること」です。
名稲建設の特色の一つとして、多くの公の建物の建設に携わってきたという経緯があります。広く多くの方々に利用される公的な建物。その発注をいただけるということは、社会からの信頼の証です。我が社の根幹を担う事業として、大切にしていかなければならないものと考えています。しかし一方で、その信頼に別の形で応える試みも進めてきました。
それが個人住宅の建設です。私たちは「クレバリーホーム」という住宅商品を扱っておりますが、これは材料的に良質で、なおかつ安い。良いものを提供しているという自負があります。現在は愛知県でありながら岐阜県にも近いという地の利を活かし、各務原市・中津川市・美濃加茂市を中心に広い地域で営業を行っています。
住宅は一生に一度といわれる財産。営業マンとお客様の間に、「人と人とのコミュニケーション」があってこその仕事です。その誕生の場にいられるということは、私たちにとって非常に大きな喜びなのです。今後はさらに店舗を拡張し、不動産物件をもからめた事業展開を行っていこうと考えています。
私たちには、長年培ったさまざまな技術があります。それらを継承していくためには、エネルギーある若い人を積極的に採用していくこと、そして若い人を中心としてまとまりを生み出すことが必要です。名稲建設の営業分野の中では、特に土木において、若い人とのリレーションシップが実現されつつあると思います。
年齢ではなく成果によって常に仕事を評価する。私たちは、個々の社員に対しても、そして会社全体に対しても、常にそのようなありかたを保っていこうと思っています。それが「正当な評価」ということ。これからも、将来性をふまえ、バランス感のある採用と事業展開によって、企業としての名稲建設を育て続けてまいります。